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【地区S第1戦】メッツの先発・千賀滉大がいきなり先頭打者本塁打を被弾 約2カ月ぶりの復帰マウンド

スポニチアネックス 2024年10月6日 5時43分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 メッツ―フィリーズ(2024年10月5日 フィラデルフィア)

 大リーグは5日(日本時間6日)、プレーオフの地区シリーズが開幕。ナ・リーグのワイルドカードシリーズから勝ち上がったメッツと東地区を制したフィリーズが対戦。メッツの先発・千賀滉大投手(31)は初回、フィリーズ先頭のシュワバーにカウント1―1から95・9マイル(約154・3キロ)速球を右翼席に先制ソロされた。打ったシュワバーは今季、メジャー最多となる15本の先頭打者アーチを放っており、最も警戒すべき打者の一人だった。

 千賀は今季、右肩痛でシーズン開幕に間に合わず出遅れ。7月26日(27日)のブレーブス戦で復帰先発し5回1/3を投げ2安打2失点9奪三振で勝ち投手となり、日米通算100勝目を挙げた。だが、この試合で左ふくらはぎを痛めて途中降板し、翌27日(同28日)には再びIL入り。レギュラーシーズンでの登板はこの1試合だけだった。

 復帰に向け9月21日に傘下3Aシラキュースの一員としてシャーロット戦に先発し、1回を無安打無失点、2三振に抑えた。だが、その翌日になって今度は上腕三頭筋の張りも訴え、指揮官は「レギュラーシーズン中に復帰することはないといっても問題ない」と説明するなど、一時は絶望視されていた。ワイルドカードシリーズ(WCS)の出場登録選手からも外れていた。この日は約2カ月ぶりに巡ってきた復帰マウンドだったが、いきなり先制パンチを食らってしまった。

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