大リーグ公式サイトが、同社のエキスパートたちに地区シリーズの予想を依頼。3人がパドレス、1人がドジャースとした。
ドジャースはMLB最高の戦績（98勝64敗）で5ゲーム差をつけてナ・リーグ西地区を制覇し、大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンを擁する強力な打線を持っている。しかしながらパドレスの打線も強力で、ケガ人が多いドジャースに対して、投手陣では優位に立っている。これがシリーズの決定的な要因となる。
パドレスはレギュラーシーズンでは対ドジャースが8勝5敗、オールスター後は43勝20敗で30球団で最高の成績、ナ・リーグワイルドカードシリーズではブレーブスを圧倒した。この対戦に自信を持って臨んでいる。
パドレスを推す記者は「パドレスは今ポストシーズンに残っているチームの中で最もダイナミックなロースターを持っている。レギュラーシーズンの直接対決は8勝5敗で、投手陣の優位が明確」、「24年のパドレスは他のどのチームよりも楽しそうにプレーしている。それだけリラックスできているということには意味があるA.J.プレラー編成本部長の時代で、これほど10月の戦いにフィットしたチームはなかった」、「パドレスは好調で、おそらく自分たちがより優れたチームだと感じている。打線には厚みがあるし、ドジャースのローテーションのケガの多さを考えると、その感覚は正しい」と評している。
一方でドジャースを推す記者は「大谷は常に大舞台で力を発揮してきた。彼にとって初めてのプレーオフで、シリーズを支配するだろうと思っている」とのこと。