パドレスのダルビッシュ有投手(38)が5日(日本時間6日)、ドジャースと対戦する地区シリーズ第1戦の前に取材対応した。ダルビッシュは6日(同7日)の第2戦の先発が球団から発表されている。自身は6度目のポストシーズン出場で、2022年10月23日のフィリーズ戦以来の登板となる。
ダルビッシュの一問一答は以下の通り。
――ドジャースとの対戦について。
「トップレベルに強いチームなので、パドレスとしてもサンディエゴとしても、ドジャースに勝ちたいという思いはある」
――今回対戦するドジャースの大谷との関係性について。
「最初に会ったのが2014年ぐらいに食事をしたのが始まりで、そこから2年ぐらいはオフシーズンに一緒にトレーニングをしたりしていました。今も連絡を取ったりはしています」
――大谷との対戦について。
「もちろんトッププレーヤーですし、メジャーでも戦えるのは光栄なことです。大谷君だけでなく、他にも素晴らしい選手がいるので、全員にしっかり集中して投げたい。一人に対して、どうということはないです。全く違う文化のところから来ているし、試合をするときはお互いあいさつをしていろんな話をします。どういう話をしたかは覚えていないですけど、毎回情報交換しています。」
――マスグローブが不在となった先発ローテーションについて。
「ジョーがいなくなったことはもちろんつらいし、凄く大きなことですけど、ペレスもいますし、バスケスもいますから。どこのチームともやり合えるかなと思います」
――現在の状態は?
「ワイルドカード(シリーズ)の時はブルペンに入ったり調整が難しかったですけど、その後休みもありましたし、ちゃんとした調整ができた。肩も休めることができたので、よかったです」
――前回のドジャース戦で登板がなく、今回ドジャース戦で投げることについて。
「前回対戦したのが5月とか6月だと思う。だいぶ自分の球筋を見ていないでしょうし、そういう意味では有利かなと思います」
――今年は少なかったにしてもこれまでドジャース戦は何度も登板してきた。手の内を知っている相手と戦う時はシンプルに考えるもの?
「シンプルというのがどういうものか分からないですけど、向こうもアプローチは違うでしょうし、自分もアプローチを変えて良かったり、悪かったりするので、今までのお互いの対戦の歴史を振り返って今回はどうするべきかを考えていく」
――6度目のポストシーズンになるが、6度目だからこそ向き合い方で感じるものはあるか?
「ちょっとわからないですね。6度目だからなのか、年齢でこうなっているのかわからないですけど、もちろん毎回違いはある。今回はもうちょっと静かというか、落ち着いている感じはします」