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今季復帰断念のカーショー「すごくフラストレーション」左足親指回復せず「逆に悪化させてしまったのかも」

スポニチアネックス 2024年10月6日 9時47分

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手(36)が5日(日本時間6日)、地区シリーズ第1戦となるパドレス戦の前にメディアの取材に対応。ポストシーズンでの復帰を断念したことに言及した。

 カーショーは8月30日のダイヤモンドバックス戦で左足親指の痛みのため緊急降板し、負傷者リスト(IL)入り。復帰を目指したが、患部の状態が芳しくなく断念せざるを得なくなった。

 試合前に取材に応じ「投げ続けること、投げようと試みることが精神的にかなりきつくなってきた。もう一度MRI(検査)を受けましたが、状況は悪化していた。今の時点では意味がありません。残念です。当然すごくフラストレーションを感じています」と投げられない心境を率直に吐露した。

 そして「確定ではないけど、投げられるようにしようとした結果、逆に悪化させてしまったのかもしれない。まあ、でも仕方がない。長い間、痛みを抱えていたけれど、今回はもう少し深刻な状態です」と復帰を目指しリハビリを続けたことが結果的に逆効果になってしまったと悔しさをにじませた。

 手術など、今後の予定については「シーズンが終わってから話します。今は、パドレスに勝つことに集中するべき。ベストのチアリーダーになるために最善を尽くします」と多くを語らず、ポストシーズンに臨むチームを全力でサポートするときっぱり。続けて「今後についてはオフシーズンにじっくり考えることになるでしょう。肩の状態は良い感じで戻ってきていますが、正直、ずっとケガをし続けるのは楽しくない。ただ、ピッチングが本当に好きなので、すべてを天秤にかけて、エレンと相談して決めようと思います」とオフにじっくり考えるとした。

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