◇東京六大学野球秋季リーグ戦第4週第2日 2回戦 慶大1―4東大(2024年10月6日 神宮)
慶大が22年秋以来、東大の前に敗れた。鈴木太陽投手の前に6回1死まで完全。四球で完全は免れたが6回までノーヒット。7回に水鳥遙貴(4年=慶応)清原正吾(同)の連打と犠飛で1点を返すのがやっとだった。
「鈴木君に低めを丁寧に攻められた。甘い球を打っていくしかないが、落ちるボールを振らされてしまった。完敗です」
堀井哲也監督は厳しい表情で試合を振り返った。エース外丸東眞(同=前橋育英)はベンチ入りしているものの「状態が上がってこない」(堀井監督)と登板はなし。
立大、明大に勝ち点を落としこの日で5敗目。1割台のチーム打率と打線が苦しんでおり厳しい戦いは続きそうだ。