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山本由伸は第5戦も「おそらく先発」ドジャース指揮官が表明 3回5失点も「間違いなく出番がある」

スポニチアネックス 2024年10月6日 15時25分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 ドジャース7ー5パドレス(2024年10月5日 ロサンゼルス)

 大リーグは5日(日本時間6日)、プレーオフの地区シリーズが開幕し、ナ・リーグ西地区王者のドジャースはワイルドカードシリーズから勝ち上がったパドレスに逆転勝利。初戦を制した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は3回5失点だった先発・山本由伸投手(26)に言及した。

 山本は初回、先頭・アラエスに左前打を許すと、続くタティスへの初球をスミスが捕逸。さらに自身の暴投もあり三塁まで進まれ、タティスも四球で歩かせ無死一、三塁とした。3番・プロファーをニゴロに打ち取ったが、その間に三塁走者・アラエスが生還し、あっという間に先制点を許した。

 さらに、1死二塁からはマチャドにも甘く入ったスプリットを狙われ、2ランを被弾。2回は3者凡退に封じたものの大谷の3ランで3-3と試合を振り出しに戻した直後の3回、先頭・タティスに左中間を破る二塁打を許すと、2死一、二塁からボガーツにカーブを狙われ左翼線へ二塁打を浴び、2者生還。勝ち越し点を与えてしまった。打たれた瞬間、山本はその場で叫んで悔しさをあらわにし、この回限りで降板となった。

 試合について指揮官は「先制点を許した点では理想的ではなかったが、我々が粘り強さを見せた。同点に追いつき、さらに2点取られた後も反撃を続けたのを見て良かった」と打線の粘りを称え、初戦勝利に「理想的なスタートを切った。リリーフ陣が支え、打撃陣はしっかり攻撃した」とうなずいた。

 その上で、第5戦まで伸びれば3回5失点だった山本が再び先発マウンドに上がるのか問われると「そこまでたどり着けば、間違いなく出番がある。彼はおそらく先発する」ともう一度、右腕に託すと見通しを語った。

 また、指揮官は走者がいる際に山本の投球にクセが出ていた可能性も指摘。3回、ボガーツに浴びた勝ち越し打はカーブを待って狙われたようなヒットだったことなどから、今後調べて対策していく可能性に言及した。

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