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橋下徹氏 「石破さんの認識が甘かったということ?」 早期解散「総理の判断」…自民政調会長の説明に

スポニチアネックス 2024年10月6日 15時41分

 元大阪府知事、元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が6日、フジテレビ系「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に生出演し、衆院をスピード解散する与党の矛盾を指摘した。

 1日に就任した石破茂首相は、9日に衆院を解散、27日に総選挙を行うことを表明した。就任から8日での解散は戦後最短で、総裁選で「国会での野党との十分な論戦後」の解散を明言していた石破氏は方針を180度転換した。

 番組には、自民党の小野寺五典政調会長(64)立憲民主党の重徳和彦政調会長(53)も出演した。説明を求められた小野寺氏は「今後いろんな政策を進めていくためには、この人を総理として私たちは押し上げたけれども、国民として本当にこの人でいいんですか?それをむしろ確認する方が民主主義のルールだと思う」と述べた。また、電気、ガス、ガソリンなどの支援金の補正予算を組むため「このタイミングしかなかった」とも説明した。

 これに対し、橋下氏は「理論的にはその通りだし、何の反論もしません」としつつ、今度は石破氏の手のひら返しを問題視。「石破さん自身が、総裁選の討論会とか、この番組で先週でしたかね、(出演していた)。そう言えばいいじゃないですか?言わずに“議論が必要だ”と言っておいて、直後にこういうふうな解散って、これはまずいんじゃないですか?」と追及した。

 小野寺氏は「総理になられたということで、国民生活全般のことをしっかり議論するという立場になっての判断だと思う。最後は総理の判断ですが、政策を進める立場からすると、早く補正予算を組んで成立させて、国民に届けたい。これは私たち政策責任者の思いです」と、石破氏をフォローした。

 さらに橋下氏の追及は続いた。「石破さんの認識が甘かったということと、判断が誤っていたということですね?」と問うと、小野寺氏は「総理が今の判断でそういう判断をされたということ」と返すにとどめた。

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