Infoseek 楽天

【セ全タイトル確定一覧】菅野が4年ぶり4度目最多勝!首位打者はオースティン 近本が最少19個で盗塁王

スポニチアネックス 2024年10月6日 16時19分

 セ・リーグは6日の中日―DeNA(バンテリンD)で全日程が終了した。これにより各部門のタイトルも確定した。

 投手・先発部門では4年ぶりリーグ優勝の大きな原動力となった巨人・菅野智之投手(34)が15勝(3敗)を挙げ、4年ぶり4度目となる最多勝利投手賞を獲得した。菅野は勝率も・833で、勝率第1位投手賞とのダブル獲得となった。最優秀防御率賞は、中日・高橋宏斗投手(22)が1・38で初獲得。球団の同タイトル獲得者では、54年杉下茂が記録した同1・39を上回り70年ぶりに球団記録を更新した。22歳シーズンでの同賞受賞は、76年鈴木孝政に並ぶ球団最年少記録。また、シーズン被本塁打1は、2リーグ制以降での最少記録となった。

 最多奪三振賞は巨人・戸郷翔征投手(24)が156奪三振で2年ぶり2度目の獲得。最多セーブ投手賞は中日のライデル・マルティネス投手(27)が43セーブで2年ぶり2度目の獲得となった。

 打者部門ではDeNAのタイラー・オースティン外野手(33)がヤクルト・サンタナを逆転し、わずか1厘差で初の首位打者に輝いた。本塁打王はヤクルトの村上宗隆内野手(24)が33本塁打で21、22年以来2年ぶり3度目の獲得。打点王も村上が86でトップとなり、22年以来のダブル獲得。最多安打はヤクルトの長岡秀樹内野手(23)が、163安打で初タイトルを獲得した。

 最多盗塁は阪神・近本光司外野手(29)が19盗塁で3年連続5度目の獲得。「10個代の盗塁王」は2リーグ制後最少。また、新人から6年連続の個人タイトルは赤星憲広の5年連続を抜いて球団最長となった。

 以下、セ・リーグ投手各部門と打撃各部門の上位3選手。

 ▼投手成績【最多勝】

1 菅 野(巨)15

2 才 木(神)13

2  東 (De)13

 【最優秀防御率】

1 高橋宏(中)1.38

2 菅 野(巨)1.67

3 才 木(神)1.83

 【最多奪三振】

1 戸 郷(巨)156

2  東 (De)140

3 才 木(神)137

 【勝率第1位投手】

1 菅 野(巨).833

2 才 木(神).813

3  東 (De).765

 【最優秀中継ぎ投手】

1 松 山(中)43

1 桐 敷(神)43

3 清 水(中)39

 【最多セーブ投手】

1 マルティネス(中)43

2 栗 林(広)38

3 大 勢(巨)29

3 森 原(De)29

 ▼打者成績【打 率】

1 オースティン(De).316

2 サンタナ(ヤ).315

3  牧 (De).294

 【本塁打】

1 村 上(ヤ)33

2 岡本和(巨)27

3 オースティン(De)25

 【打 点】

1 村 上(ヤ)86

2 岡本和(巨)83

3  牧 (De)74

 【最高出塁率】

1 サンタナ(ヤ).399

2 オースティン(De).382

3 村 上(ヤ).379

 【最多安打】

1 長 岡(ヤ)163

2 近 本(神)160

3 秋 山(広)158

 【盗 塁】

1 近 本(神)19

2 梶 原(De)16

3 小 園(広)13

この記事の関連ニュース