セ・リーグは6日の中日―DeNA(バンテリンD)で全日程が終了した。これにより各部門のタイトルも確定した。
投手・先発部門では4年ぶりリーグ優勝の大きな原動力となった巨人・菅野智之投手(34)が15勝(3敗)を挙げ、4年ぶり4度目となる最多勝利投手賞を獲得した。菅野は勝率も・833で、勝率第1位投手賞とのダブル獲得となった。
最優秀防御率賞は、中日・高橋宏斗投手(22)が1・38で初獲得。球団の同タイトル獲得者では、54年杉下茂が記録した同1・39を上回り70年ぶりに球団記録を更新した。22歳シーズンでの同賞受賞は、76年鈴木孝政に並ぶ球団最年少記録。また、シーズン被本塁打1は、2リーグ制以降での最少記録となった。
最多奪三振賞は巨人・戸郷翔征投手(24)が156奪三振で2年ぶり2度目の獲得。
リリーフ部門では最優秀中継ぎ投手賞を中日・松山晋也投手(24)と阪神・桐敷拓馬投手(25)が43ホールドポイントで初の獲得。また、最多セーブ投手賞は中日のライデル・マルティネス投手(27)が43セーブで2年ぶり2度目の獲得となった。
以下、各部門の上位3選手。
【最多勝】
1 菅 野(巨)15
2 才 木(神)13
2 東 (De)13
【最優秀防御率】
1 高橋宏(中)1.38
2 菅 野(巨)1.67
3 才 木(神)1.83
【最多奪三振】
1 戸 郷(巨)156
2 東 (De)140
3 才 木(神)137
【勝率第1位投手】
1 菅 野(巨).833
2 才 木(神).813
3 東 (De).765
【最優秀中継ぎ投手】
1 松 山(中)43
1 桐 敷(神)43
3 清 水(中)39
【最多セーブ投手】
1 マルティネス(中)43
2 栗 林(広)38
3 大 勢(巨)29
3 森 原(De)29