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「走者を二塁に置いた時…」山本由伸は“癖バレ”してた?ドジャース指揮官「パドレスはよく見ている」

スポニチアネックス 2024年10月6日 17時11分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第1戦 ドジャース7ー5パドレス(2024年10月5日 ロサンゼルス)

大リーグは5日(日本時間6日)、プレーオフの地区シリーズが開幕し、ナ・リーグ西地区王者のドジャースはワイルドカードシリーズから勝ち上がったパドレスに逆転勝利。初戦を制した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は3回5失点だった先発・山本由伸投手(26)に言及した。

 山本は初回、先頭・アラエスに左前打を許すと、続くタティスへの初球をスミスが捕逸。さらに自身の暴投もあり三塁まで進まれ、タティスも四球で歩かせ無死一、三塁とした。3番・プロファーをニゴロに打ち取ったが、その間に三塁走者・アラエスが生還し、あっという間に先制点を許した。さらに、1死二塁からはマチャドにも甘く入ったスプリットを狙われ、2ランを被弾した。

 2回は3者凡退に封じたものの大谷の3ランで3-3と試合を振り出しに戻した直後の3回、先頭・タティスに左中間を破る二塁打を許すと、2死一、二塁からボガーツにカーブを狙われ左翼線へ二塁打を浴び、2者生還。勝ち越し点を与え、この回限りで降板した。

 試合後、ロバーツ監督は「パドレスは山本をよく見ていると思いました。走者を二塁に置いた時、彼のグラブに問題があり、投球を見送った」と走者がいる際の山本の投球フォームに何らかの“癖”があり、パドレス打線が見抜いてる可能性を指摘した。

 そして「掘り下げていく必要がある。我々はそれを整理するつもり。それは野球の一部。だから、我々にはそれを整理して、彼が投げる球種を明かさないようにする責任がある。我々は内部でそれを整理するつもり。パドレス打線は良いスイングをしていた」と癖が出ているかどうか、再チェックし修正するとした。

 また、第5戦まで試合がもつれた場合、山本が再び先発マウンドに上がるのか問われると「そこまでたどり着けば、間違いなく出番がある。彼はおそらく先発する」ともう一度、右腕に託すと見通しを語った。

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