オリックス・中嶋監督の電撃退任から一夜明け、厚沢投手コーチは仙台市内で取材に対応。「監督は今年特にチームが思うように動いていない中で、体の方がしんどそうで…。結果、退任するまでになってしまって、僕らコーチ陣も責任を感じています。監督の性格上、一回決めたら絶対曲げない人なので、ああいう形になったと思う」と口にした。
日本ハム時代から共闘してきた指揮官の今季の姿について「日頃から話をよくさせてもらっている中で、いつもと違う受け答えが来るようになった時があった。ちょっと僕的には、来年をあまり見ていない感じかなと受け取った時があって。その中で色々話はさせてもらいました」と回想。今後については「僕の勝手な個人の考え方ですけど、預かった選手はいつも全力で責任を持って、信念を持って（指導を）やっているつもりなので。変わらすやっていきたいです」と先を見据えた。
また、21年からヘッドコーチを務めてきた水本ヘッドは今後について「自分自身の気持ちをどう整理していいか、という状況。もちろんすぐ答えが出るものじゃない。今のチームをどういう風にしていくか考えなアカンと思うし、それも責任だと思っている。しっかり自分の中で考えて、どういう風にしていくかを今後考えたい」とした。