◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 パドレス―ドジャース(2024年10月6日 ロサンゼルス)
パドレスのダルビッシュ有投手(38)が6日(日本時間7日)、敵地でのドジャース戦に先発。打線の援護にも恵まれて7回3安打1失点の好投を見せた。
初回の攻撃で2番タティスの本塁打が生まれて幸先よく先制。2回には5番メリルが中前打で出塁。2死三塁となったところで8番ペラルタが中越えに2ランを放ち、第1戦に続いて序盤に3点のリードを奪った。
3―1の6回にはメリルが適時打を放つと、8回にはメリルが2ラン、ボガーツがソロ本塁打と8回まで4本塁打を放つなど、一発攻勢でドジャース投手陣に襲いかかった。さらに9回にはダルビッシュの女房役でもある日系4世ヒガシオカが今ポストシーズン3本目の一発となるダメ押しソロを放った。さらにタティスにも本塁打が飛び出し、13安打10得点。球団新記録のポストシーズン1試合6本塁打で、敵地ファンを黙らせた。
ダルビッシュは2回は無死満塁から犠飛で1失点したが、7回まで3安打1失点、3奪三振と好投で降板。PSでは2022年のドジャースとの地区シリーズ第2戦以来となる勝ち投手の権利を得た。