元「℃―ute」で歌手の鈴木愛理（30）が7日、大阪市内で出演ミュージカル「SIX」（来年3月7～16日、シアター・ドラマシティ）の取材会を行った。
英国史上最も有名な暴君として知られるヘンリー8世に仕えた6人の元妻たちが、それぞれ過酷な人生を歌い上げるライブパフォーマンス仕立てのミュージカル。英国で生まれ、ブロードウェー、韓国などでも上演された話題作で今回が日本初上陸となる。
鈴木は豊原江理佳（28）とのダブルキャストで5番目の妻、キャサリン・ハワード役。前恋人との密会を疑われ斬首される妃で「もの凄いパワーで“とりあえず体力勝負だ”とジムに通い始めました」と気合も十分だ。
ダブルキャストについても「ひとつの役を2人の角度で掘り下げていける。私だけの頭で考えるより、もう一人（豊原）いることで濃厚になっていくと思う。私はミュージカル知らないことだらけなのでいろいろ吸収したい」と前向きだ。
ミュージカル出演は小学4年時以来で「ほぼ初めて」。「不安しかない」と話すが、オーディションで勝ち取った役だけに「私、人見知りでオーディションでも端っこにいたぐらいなんですけど、今回“好き”があふれてたんだと思います。今はワクワクが止まらない。（客席と）一緒に盛り上がれるくらいのパワーを出したい」と力を込めた。
公演は全役ダブルキャストで来年1月31日～2月21日＝東京・EXシアター六本木、2月28日～3月2日＝愛知・御園座でも上演される。