大相撲秋巡業は7日、富山県高岡市で行われ、大関・豊昇龍(25=立浪部屋)が小結・平戸海、大栄翔らと16番取って13勝3敗だった。
今巡業では2日の相模原市から実戦稽古を開始。精力的に申し合いをこなし、6日の金沢市巡業でも3大関の申し合いで7勝3敗と動きの良さが目立っていた。
番数を聞かされると「3敗しちゃったか」と悔しがったが「攻めることにこだわっている。立ち合いからの手も伸びていた」と充実感を漂わせた。
8月の夏巡業はケガで出遅れ、稽古不足が秋場所まで響いた。「巡業は稽古時間が限られている。有意義に使いたい」と意欲を示した。