広島のテイラー・ハーン（30）、トーマス・ハッチ（30）両投手が7日、ともに1年目のシーズンを終え、帰国の途に就いた。ハーンは35試合で0勝1敗2セーブ、防御率1・29。左のセットアッパーとして貢献しており、残留が濃厚だ。ハッチは5試合に先発し、0勝3敗、同7・36に終わった。去就は未定。
JR広島駅で取材に応じたハーンは「ファンが熱狂的で選手、裏方の人たちもみんな優しかった。凄くいい経験になった」と笑顔。「どんな契約になるか分からないが、来年また帰って来てチームの勝ちに貢献し、優勝を目指していきたい気持ちはある」と強調した。ハッチは「思い出に残る素晴らしい仲間と出会えた1年になった。この出会いや経験を大切にしていきたい」と語った。