◇ナ・リーグ地区シリーズ第2戦 フィリーズ7 ―6メッツ（2024年10月6日 フィラデルフィア）
フィリーズが地区覇者の意地を見せ、ワイルドカードを勝ち上がったメッツにサヨナラ勝利で1勝1敗とした。サヨナラ打を含む3安打2打点の4番・カステラノスは「信じられない気分だが、1勝1敗になっただけ。（敵地の）ニューヨークに行っても戦い抜く」と表情を引き締めた。
序盤からビハインドの展開が続いたが、0―3の6回にハーパーとカステラノスの連続アーチで同点とすると、8回も3得点。2点リードの9回に逃げ切りに失敗も、9回2死一、二塁から再びカステラノスが左前適時打で試合を決めた。ロブ・トムソン監督は「連敗しなくて良かったが、勝敗は気にせず、これからも1球ずつ、1試合ずつ戦っていくのみ」と敵地で8日（日本時間9日）に行われる第3戦を見据えた。（杉浦大介通信員）
▼メッツ カルロス・メンドサ監督（4本塁打を放つも競り負けて敵地で2連勝ならず）相手はいいチーム。凄い打者たちだ。今日は勝てなかった。