サッカー日本代表は7日、26年W杯アジア最終予選サウジアラビア戦(10日、ジッダ)に向けて現地で初練習を行った。
敵地サウジアラビア戦は過去3戦3敗の鬼門。前回は21年10月のアジア最終予選で0―1で敗れた。その試合に先発出場したMF南野拓実(29=モナコ)は「前回の最終予選はここで負けているので、リベンジの意味でも燃えている」と気合十分。「相手はボールを持つのがうまいし、どちらかと言ったらヨーロッパのようなプレーをしてくる印象がある。そういうところをうまく突いていければいい」と攻略をイメージした。
日没後の午後6時半にスタートしたこの日の練習は、気温約30度ながら適度に風が吹いて過ごしやすい環境。とはいえ同時期に行われた3年前は、風通しの悪いスタジアムで厳しい戦いを強いられている。「今日の練習の感じは全然大丈夫。前日練習のスタジアムでまた確認したい」と最善の準備を尽くすことを誓った。