サッカー日本代表は7日、26年W杯アジア最終予選サウジアラビア戦（10日、ジッダ）に向けて現地での練習をスタートさせた。
追加招集で初のフル代表に選出されたDF関根大輝（22＝柏）は、名波浩コーチやDF長友佑都らに声を掛けられながら、リラックスした様子で初練習を終えた。「緊張は多少しますけど、凄くレベルの高いメンバーとできて楽しかった。ロンド（鳥かご）も凄いレベルだったので、とても楽しかった」と充実感をにじませた。
パリ五輪に出場した1メートル87の大型サイドバック。6月から攻撃的3バックを導入した森保ジャパンでは右ウイングバック（WB）に加え、センターバックとしてもアピールするつもりだ。「3バックもWBもできるのが自分の強み。前への推進力、攻撃のつくりの部分は武器。周りとの連係でポジショニングを取るのが自分の特長でもあるので、そういう部分は出していきたい」と意気込んだ。
フル代表は「ずっと目指してきた舞台。素直にうれしい」というが、選出されただけで満足するつもりはない。「今日やって分かった通り、レベルが凄く高い。ここからが勝負、始まりだと思う」と決意を新たにした。