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ドジャース第3戦先発のビューラー、復調に手応え パドレス相手に「勢いを手放さないことが重要」

スポニチアネックス 2024年10月8日 8時44分

 1勝1敗となったナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)のドジャース―パドレス第3戦は8日(日本時間9日)、舞台をカリフォルニア州サンディエゴに移して行われる。7日(同8日)はパドレスの本拠ペトコ・パークで会見が開かれた。

 第3戦先発予定のドジャースのウォーカー・ビューラー投手(30)は「全ての試合が非常に重要だけど、この試合で私たちのプレーの仕方、試合の進め方はレギュラーシーズンとは違ってくる。できるだけ勢いを維持しようとすることがプレーオフの大きな部分を占めていると思う」とポストシーズン(PS)の戦い方について指摘。勝てばリーグチャンピオンシップシリーズ(LCS)進出となる一戦へ向け、「ここでの2試合を見て、どのチームが勢いをつかみ、それを維持するかが、レギュラーシーズンよりも勝敗に大きく影響すると思う。私は常に勢いを生み出すこと、少なくとも勢いを手放さないようにすることに重点を置いている」と話した。

 今季は16試合登板で1勝6敗、防御率5.38。PSでは18~22年に3勝3敗の成績を残しており、ドジャースが世界一に輝いた20年はPSでレイズとのワールドシリーズで勝利投手になるなど2勝を挙げた。「2020、21年は自分の投球が何か分かっているように感じた時期もあったけど、今年は本当にそうではない時期があった」と説明した上で、「ただ、この6週間、私は少し本来の自分に近づいたような気がした。それが自信になっている」と復調の手応えを口にした。

 パドレスは4番のマニー・マチャド内野手(32)が第1戦で本塁打を放ち、観客とのトラブルがあった第2戦では直後にベンチでの円陣でナインにハッパをかけるなど、チームのけん引役となっている。「マニーが我々の元から去って(19年に)パドレスに移籍してから、パドレスはチームとして変わった。21、20年のプレーオフも面白かった」と指摘し、「僕たちの地区がどんどん良くなっていって、今シーズンはもっと面白くて楽しいものになっている」と好敵手との対戦を歓迎した。

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