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数学が全国1位だった若手芸人の“自立”のストーリーに名越康文氏「その時に親の重力に負けてたら…」

スポニチアネックス 2024年10月8日 14時34分

 お笑いコンビ「ファンファーレと熱狂」のこうちゃん(29)が7日放送のABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」(月曜後11・17)に出演。勉強漬けだった子供の頃を振り返った。

 かつて60万人が受けるテストで数学が1位だったというこうちゃん。「めちゃくちゃ勉強させられた」と当時を振り返り、「親父がトライアスロンの日本代表、オカンがエアロビの先生で。スポーツ一家で僕にだけ全部…」とプレッシャーを回想した。

 毎日の勉強時間は「起きてる時間はずっと」と明かし、「(子供の頃)野球をしたかったんですけど、親に言ったら野球はアカン、算数しかアカンて言われて」と、勉強漬けだったことを打ち明けた。

 さらに体の成長のため、中学時代まで「夜9時には寝させられてた」と告白すると、なるみは「何て言ったん?芸人になる時…」と興味津々。一度は親に告げたものの「それはアカン」と反対され、「とりあえず3年は働きなさい」との両親の言葉を明かした。

 しかし「これが俺の人生のラストチャンスやってなって」と決意。「就活で1社決まりそうになったけど、これで決まったら就職してしまって好きなことが出来へん。だから就職先に行って『実は芸人になりたいんで辞めときます』、おかんには『就活失敗した』って嘘をついた」と話した。

 そんな当時の状況に番組ゲストの精神科医・名越康文氏は「ものすごく正しいと思います。親に対して義理も果たしてる」と分析。「本当にワンチャンスやったかもしれない、その時に親の重力に負けてたら何も自分で決められない…親から自立しないとっていうのが本能で分かったんちゃうかな」と説明すると、「凄いな」「がんばったんや」と口々にねぎらわれていた。

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