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PSで22打席連続ノーヒットのド軍ベッツ 不振脱出へ練習で約400スイング 「逃げる方法はない」

スポニチアネックス 2024年10月8日 15時4分

 1勝1敗となったナ・リーグ地区シリーズ(5回戦制)のドジャース―パドレス第3戦は8日(日本時間9日)、舞台をカリフォルニア州サンディエゴに移して行われる。7日(同8日)はパドレスの本拠ペトコ・パークで前日練習が行われた。

 ドジャースは大谷翔平投手(30)の後を打つ2番のムーキー・ベッツ外野手(32)がこのシリーズ6打数ノーヒット。6日(同7日)の第1打席では左翼へ大飛球を飛ばしたが、スタンドまでグラブを伸ばしたパドレス・プロファーの美技に本塁打を阻止された。20年に加入したドジャースでは過去3度のポストシーズン(PS)で通算31打数2安打。PSでは現在22打席連続ノーヒットで、MVP経験者としてワースト4位の不名誉な記録となっている。

 米スポーツ専門局ESPNによると、この日が32歳の誕生日だったベッツは練習で約400スイングをしたもよう。高速打撃マシンを使い、意図的に右中間へ打ち込んだ打球も複数回あったという。

 練習後はメディアに囲まれ、「この状況から逃げる方法はない。誰も私に(スランプから抜け出す)秘訣(ひけつ)を教えることはできない。私自身以上に、私に厳しくできる人はいない。私も人間。自分がやらなければいけないことは分かっている」ときっぱり。ロバーツ監督は「彼と少し話をする」と明かしながらも、「彼が生き返ると信じている。才能があることは分かっているし、彼もこの状況を恐れていない」と復調に期待を寄せた。

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