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「どんどん上を脅かす存在になれたら」 森保ジャパン入りの藤田譲瑠チマが描くパリ世代の未来図

スポニチアネックス 2024年10月9日 6時32分

 サッカー日本代表は8日、26年W杯アジア最終予選サウジアラビア戦(10日、ジッダ)に向けて練習を行い、一部を報道陣に公開した。新たに欧州組10選手が合流し、全27選手で大一番に向けて本格始動した。

 今夏のパリ五輪で主将を務めたMF藤田譲瑠チマ(22=シントトロイデン)は、国内組で臨んだ22年7月のE―1選手権以来のフル代表。「久々と言ってもこのチームは初めて。新たな気持ちでできたらいいと思いますけど、自分のできること、やるべきことは変わりない」と落ち着いた口調で話した。

 パリ世代の存在感を高める。10月シリーズのパリ五輪出場組は藤田とDF関根大輝のみ。3年前の東京世代は五輪後の最終予選でMF田中碧、MF三笘薫らが次々にフル代表に招集されていただけに、物足りない見方もできる。「やっぱりそこ(フル代表)に食い込んでこそ、パリ五輪が意味のあるものになる。自分たちの世代がもっと頑張って、どんどん上を脅かす存在になれたら。一緒のメンバーで戦えるように切磋琢磨(せっさたくま)できればいい」。自らも生き残りを懸けた代表活動が始まる。

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