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体制刷新の鹿島 小泉社長が声明「中長期的な視点に立った強化戦略が求められていることも理解」

スポニチアネックス 2024年10月9日 12時25分

 鹿島は9日、中後雅喜コーチ(42)が監督に就任すると発表した。強化責任者のフットボールダイレクター(FD)には元日本代表DFの中田浩二氏(45)が就任。また、アカデミースカウトの本山雅志氏(45)、パリ五輪代表コーチだった羽田憲司氏(42)がそれぞれコーチに就任することも発表された。クラブは6日にランコ・ポポヴィッチ監督(57)監督を解任し、吉岡宗重FDも退任した。

 16年を最後に国内タイトルから遠ざかり、5年間で5度目の監督交代。小泉文明社長(44)はクラブを通じ「中長期的な視点に立った強化戦略が求められていることも理解しており、強化部門の先頭に立つ中田FDをしっかりとサポートするとともに、勝利を追求するという伝統を守りながら、チームを成長、発展させていく必要があります」などと声明を出した。

 コメント全文は以下の通り。

 10月6日にリリースした通り、シーズン途中にはなりますが、吉岡宗重フットボールダイレクターの退任、ポポヴィッチ監督とミランコーチの解任を発表しました。これまでの鹿島アントラーズに対する貢献と献身的な仕事に対して、感謝申し上げます。同時に、クラブのトップとしてこの結果を重く受け止めています。

 クラブは本日から、中後雅喜監督、本山雅志コーチ、羽田憲司コーチ、強化責任者に中田浩二フットボールダイレクター(FD)という体制で、新たなスタートを切ります。まずは、今シーズンのリーグ戦残り6試合をクラブ一丸となって戦い、勝利のため、選手の力を最大限発揮させることに集中していきます。

 また、中長期的な視点に立った強化戦略が求められていることも理解しており、強化部門の先頭に立つ中田FDをしっかりとサポートするとともに、勝利を追求するという伝統を守りながら、チームを成長、発展させていく必要があります。クラブがこれまで大切にしてきた結束力を選手、スタッフ、フロントが協力して示し、これからもファン、サポーターの皆様とともに戦ってまいります。

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