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巨大な“緑のカーテン”を敷くサウジアラビア 主力にアクシデント続出…厳戒態勢で日本戦へ調整

スポニチアネックス 2024年10月9日 13時5分

 サッカー日本代表は10日(日本時間11日午前3時)に26年W杯アジア最終予選でサウジアラビアと対戦する。

 両チームは8日夜、試合会場となるキング・アブドゥーラ・スポーツ・シティーの敷地内にある練習場で調整した。前々日練習は同じ時間帯に行われ、両軍の距離は約300メートル。サウジアラビア陣営は高さ5メートルほどの分厚い緑色の幕に覆われ、厳戒態勢が敷かれていた。

 日本に次ぐC組2位につけるサウジアラビアだが、台所事情は厳しい。主力のMFカンノは第2戦中国戦の一発退場で出場停止。さらにGKオワイス、DFガナムら主力にアクシデントが続き、8日には18歳のFWアルカイバリの追加招集を発表した。先月の初戦インドネシア戦は1―1の引き分け。中国戦は2―1で辛くも勝利したが、サウジアラビア協会関係者によると、マンチーニ監督に不満を持つサポーターは少なくないという。

 当日のチケットはほぼ完売し、約6万人の観客動員が見込まれる。日本にとっては過去3戦3敗の鬼門の敵地だが、サウジアラビアとしても正念場の一戦となりそうだ。

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