男子ゴルフの国内メジャー今季第3戦、日本オープンは10日から4日間、埼玉県の東京GC（7251ヤード、パー70）で開催される。
ここまで今季4勝を挙げ、賞金ランク首位の平田憲聖（23＝ELECOM）は9日、公式会見に出席し「日本オープンというタイトルはみんな欲しいと思うし、僕もその1人。セッティングが難しくて全てにおいて優れていないと優勝できないと思うので、その点でも勝ちたいという思いは強く持っている」と力を込めた。
昨年に日本プロ選手権で優勝を飾った23歳。今大会を制して日本プロ＆オープンのW制覇達成となれば、73年のツアー制度施行後では尾崎将司が持つ27歳248日の記録を更新する23歳322日での史上最年少記録となる。また、こちらも尾崎将司が持つ26歳277日を更新する最年少での年間5勝も懸かっている。
終盤戦に突入した賞金王レースで先頭を走るが、「シーズン始まったときと今とで変わらない気持ちでいる」と本人はいたって冷静。難セッティングで知られる日本No.1ゴルファーを決める戦いを前に、「ティーショットをフェウエーにおけるが1番」とポイントを挙げた。