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錦織一清 転機となった“師匠”との出会い語る「勉強になった」「出会ってから一切興味なくなっちゃった」

スポニチアネックス 2024年10月9日 18時3分

 俳優で演出家、「少年隊」の錦織一清(59)が9日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)にゲスト出演。自身の転機となった出会いについて語った。

 演劇に対する考え方について話をする中、パーソナリティーの「ナイツ」塙宣之は芝居について「僕は本当に苦手なんですけど」ともらすと、錦織は「苦手な人のほうが面白いんじゃないですか?」と投げかけた。

 「つかこうへいさんに出会って。まさにつかさんっていうのは本人の個性尊重派なんですよ」と演劇の“師匠”でもある、劇作家の故つかこうへいさんについて言及した。

 錦織が「どんなセリフの言い回しをしたらそんなふうに聞こえますかね?」と相談すると、つかさんから「そんなの知らないんだよ。俺は優しくやってくれって。優しく見えないから、つまりお前が優しくないんだな」と言われたという。「芝居じゃないような。もちろん、物語っていうのはフィクション。その中でしゃべっている人間を偽ることは嫌いですね。心を偽るっていうんですかね。これは本当に現在、起こったかわいそうな人がそこにいる、どう声をかけたらいいか分からない、それを生でやれ、みたいな」と振り返った。

 「それは勉強になった。別にうまくやれということではないので」と錦織。「(つかさんに)出会ってから、歌がうまいとか踊りがうまいとか、お芝居がうまいとか、そういうことには一切興味なくなっちゃったんです。何かがうまいことに興味がなくなっちゃった」と大きな転機となった出会いだったと明かした。

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