楽天監督、巨人打撃チーフコーチを歴任した大久保博元氏（57）が自身のYouTube「デーブ大久保チャンネル」を更新。オリックス・岸田護新監督（43）について語った。
大久保氏は岸田氏の監督就任は「中嶋野球の継承」を意味していると指摘した。
球団が中嶋前監督がつくり上げたシステムは変えない方がいいと判断。「そのためには内部で一番分かっている人がいい」とし、人間的にも素晴らしい岸田氏が選ばれたのだろうと解説した。
大久保氏は「岸田新監督を悪く言う人はいない。裏方さんの評判もいい」と適任であると指摘した。
ただ、岸田氏は投手出身。大久保氏は「全て中嶋前監督に任せていたように見えた」という作戦面でリーダーシップを取れるヘッドコーチの存在が大事だと主張した。
大久保氏は「水本ヘッドコーチ（の留任）がいい」と指摘。「これまでは選手の士気を高める役割を担ってきた」というヘッドコーチの役割を作戦面まで広げることで、「岸田―水本」体制はバランスの取れた組閣になると解説した。