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巨人・浅野がマツダで痛恨失策…G党が胸を締め付けられた場面はパフォーマンス?長野が愛の大いじり

スポニチアネックス 2024年10月9日 18時56分

 BS日テレの巨人応援番組「さまぁ~ずスタジアム」(不定期、後10・00)が8日に放送され、浅野翔吾外野手(19)が守備で痛恨のミスを犯した9月21日の広島戦(マツダ)について、その“舞台裏”を明かした。

 お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズ(57)と大竹一樹(56)がMC、タレントの宮崎瑠依(41)が進行役を務め、巨人のいい場面しか放送しないという、G党が安心して見られる同番組。

 この日は「祝!優勝 東京ドームでアゲアゲ選手を大調査!CS直前SP」として放送されたが、実際には優勝決定前日の9月27日、マジック3で迎えた中日戦の試合前に東京ドームで収録され、ゲスト解説者に元巨人ヘッドコーチの村田真一さん(60)を招いて4人で楽しいトークを繰り広げた。

 そのなかで、試合開始4時間前に村田さんと宮崎から直撃インタビューを受けた一人が19歳の浅野だった。

 初めての優勝争いに村田さんから「いま毎日楽しいんじゃない?」と聞かれた浅野は「そうですね。こんな場面で1軍におれると思ってなかったんで。まさかのことが起きてるんでうれしいですし、楽しいです」とまずは笑顔で答えた。

 周囲からの期待を感じているかどうかについては「本当だったらこんな場面であの…。ベイスターズ戦で2試合で6三振しましたし、マツダでもミスしたり、横浜スタジアムでも2日前にミスして。普通だったらもう抹消になると思うんですけど、そこで抹消にせずにずっと使ってもらってるっていうのはやっぱり今後のことを考えてくれてるんだなっていうふうに考えて。そこはミスしても切り替えて戦力になりたいなって」と前向きに語った。

 浅野といえば、9月21日の広島戦(マツダ)。4―1で迎えた8回、一挙4失点の大逆転負けにつながる痛恨の適時失策を犯し、試合後に誰もいない三塁側ベンチで頭から大きなタオルをかぶってうなだれる姿には全国の巨人ファンが胸を締め付けられた。

 だが、この場面について、浅野より先に番組の直撃インタビューに応じていたチーム最年長の長野久義外野手(39)は爽やかな笑みを浮かべながら「あれもパフォーマンスじゃないかって、選手のなかでは。ちょっと落ち込んでるフリしてファンの皆さんに頑張れ、頑張れっていうふうに言ってもらいたいんじゃないかって…」とまさかの“疑惑浮上”を口にして愛情たっぷりの大いじり。

 浅野について番組内で「可愛い」を連発していた宮崎が「(浅野に向けて心のなかで頑張れって)すっごい言ってるんですけど…」と大笑いすると、長野は「あぁ、それは術中にはまってます、翔吾のもう…作戦にはまってます」と爽やかな顔でいじり倒した。

 もちろん、これは“聖人”長野流の気遣いそのもの。その前には浅野について「一生懸命やって凄い頑張ってますし、応援したくなる選手ですね」ともうれしそうに話していた。

 39歳の長野が語った“疑惑”について宮崎が浅野に聞いてみると「僕も言われたっす。“マツダでタオルかぶってるのうまいなぁ”って。へっへっへっへ…」とその時を思い出して楽しそうな19歳。「次の日、普通に球場(甲子園)行ったらチョーさん(長野)が“お前、あれセコイよ”って。“うまいな”って」と笑顔で巨人ナインのいい関係、いい雰囲気をにじませていた。

 

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