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フェニックスL 阪神は2連勝 先発・西勇が3回1失点、自責0 ビーズリーが3回無失点

スポニチアネックス 2024年10月9日 19時24分

 ◇みやざきフェニックスリーグ 阪神4―1DeNA(2024年10月9日 SOKKEN)

 阪神はDeNAに勝利した。

 先発・西勇は初回gと2回を3者凡退に抑える完璧な立ち上がりを見せた。3回は味方の失策で先頭を出塁させるとなおも1死一、三塁で関根に遊撃への内野安打で失点。それでも後続を抑えて3回1安打1失点(自責0)で降板した。

 4回からはビーズリーが登板。カットボールやスライダーなどいろいろな球種を試し、1安打も許すことなく無失点でバトンをつないだ。

 打線は10安打を放つなど好調。2点リードの6回2死一、二塁から「1番・三塁」で先発出場した高寺が中前適時打を放ち4点目を演出した。

 以下和田2軍監督との一問一答。

 ―西勇とビーズリーが調整登板

 「いろんなことを試せたと思うし。ちょっとね、こっちの野手が足を引っ張ったから余計にいろんなことできたんじゃないかな」

 ―1軍のピッチャーの後ろで守ることもいい経験になる

 「いや、そりゃそうだよね。やっぱり後ろから球筋を見ているから、ほとんど構えたところ付近に(球が)いくからね。逆に守っていて予想もしやすいし、反応もしやすいし。そういうことが分かってくるんじゃないかな。やっぱね、“あ、いつもと違うな”というのはね」

 ―若手は高寺が頑張った

 「シーズンの後半からずっと状態が良くて。それでこっち(宮崎)に来てちょっといつものペースではヒットが出なかったけど、全然調子悪いなという感じのスイングじゃないんでね。このまま積み重ねて、レベルを上げていく。(高寺)望夢の場合はね、足もあるわけだし、そこら辺のところ、盗塁も含めて。あとは守備だよね、やっぱね。こっちはちょっと内野手がぴったり(4人)しかいないんで、いろんなポジション守んないといけないけど、それもまた勉強だと思うんでね。あとはやっぱりあいつは守備のレベルを上げて、守れますよってなると、だいぶ(1軍に)近づいていく選手だと思うんでね。本人も自分の足りないところは十分わかってると思うんで、それを今、試合だけじゃなくてね、試合終わってからの練習でもね、必死になってやってるんで。フェニックス、秋季練習としっかりレベルアップして、来年につなげてほしいね」

 ―ずっと1番で起用されているところも彼のポテンシャルがあるから

 「タイプ的にも、そういうタイプだと思うし、どっちかいうと、あんまり制約のないところで出した方が力を発揮するタイプ。そこで、このメンバーでいくと、1番っていうところがはまるんじゃないかな。ただ決めつけるのは良くないから、いろんな打順も経験しながら。それでいつか(1軍に)呼んでもらった時に、じゃあ1番打てるかといったらそう簡単じゃないだろうからね。今はもういろんなことを勉強して、ランナーがいない時だけじゃなくてね。ランナーがいたらまた仕事も変わるわけだし。1番なんていうのはね、初回だけだからね。2回以降はね、何番目に回ってくるかわからないので、その時その時の仕事があるからね。やっぱり(試合の)よーいどんで塁に出るっていうのはすごくチームにとっても、本人にとっても勢いがつくことなんで。そこら辺のところをより一層、担えるようになってほしいな」

 ―明日の先発は

 「西純矢」

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