BS日テレの巨人応援番組「さまぁ～ずスタジアム」（不定期、後10・00）が8日に放送され、番組からインタビューを受けた岡本和真内野手（28）が坂本勇人内野手（35）に対する強烈な？ライバル心をのぞかせるほほ笑ましい場面があった。
お笑いコンビ「さまぁ～ず」の三村マサカズ（57）と大竹一樹（56）がMC、タレントの宮崎瑠依（41）が進行役を務め、巨人のいい場面しか放送しないという、G党が安心して見られる同番組。
この日は「祝！優勝 東京ドームでアゲアゲ選手を大調査！CS直前SP」として放送されたが、実際には優勝決定前日の9月27日、マジック3で迎えた中日戦の試合前に東京ドームで収録され、ゲスト解説者に元巨人ヘッドコーチの村田真一さん（60）を招いて4人で楽しいトークを繰り広げた。
そのなかで、試合前に村田さんと宮崎から直撃インタビューを受けた岡本和。村田さんから「なんか髪形が勇人に似てきたな」と笑顔で“ゆるふわパーマ”について指摘されると「いやいや、僕が先っすから」とおしゃれな坂本をマネしたわけではないと強い口調で全面否定し、「僕が先にやってたんで。これはもう（パーマが）取れてます」と続けた。
村田さんがなおも「はやりの髪形？」と質問を続けると、岡本和は「いや、これは僕、90年代っていうのをモチーフにしてて。逆行したのがまた（流行している）。あのころにはやってたツイスト（パーマ）です。多分、分かる方いると思うんですけど」と意外な？“おしゃれ番長”ぶりを見せてほのぼのとした笑いを誘った。
そして、この日の収録は優勝決定前だったため、マジック3で残り4試合という状況について聞かれると「やりがいは感じてます」とキッパリ。「ここまでもつれて、どうなるか分からないっていうのを経験できるっていうのは、今後にもいいんじゃないかなって思います」と語った。
岡本和は昨季から坂本の後を継いで主将を務めている。坂本は2015年から22年まで主将を務め、19、20年にリーグ連覇しているだけに「自分の時だけ優勝してないとかってなるとちょっと嫌ですよね。言われますもんね、絶対、いつかは」と、ここでも坂本へのささやかなライバル心を見せる“癒し系主砲”だった。