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巨人・阿部監督が19歳の浅野をミスしても使い続ける理由「今年勝ちたい…けど」

スポニチアネックス 2024年10月9日 20時13分

 BS日テレの巨人応援番組「さまぁ~ずスタジアム」(不定期、後10・00)が8日に放送され、巨人の阿部慎之助監督(45)が浅野翔吾外野手(19)について語った。

 お笑いコンビ「さまぁ~ず」の三村マサカズ(57)と大竹一樹(56)がMC、タレントの宮崎瑠依(41)が進行役を務め、巨人のいい場面しか放送しないという、G党が安心して見られる同番組。

 この日は「祝!優勝 東京ドームでアゲアゲ選手を大調査!CS直前SP」として放送されたが、実際には優勝決定前日の9月27日、マジック3で迎えた中日戦の試合前に東京ドームで収録され、ゲスト解説者に元巨人ヘッドコーチの村田真一さん(60)を招いて4人で楽しいトークを繰り広げた。

 そのなかで、試合前の練習中、笑顔の大先輩・村田さんから「監督!監督!ちょっと大丈夫?3分ぐらい!」と大声で呼ばれ、笑顔で近づいてきて直撃インタビューに応じた阿部監督。殊勲打や好守もありながら攻守で大きなミスもあった若い浅野をスタメンで使い続ける理由について問われた時だった。

 「そりゃ、やっぱり今年勝ちたいですし、毎年勝たなきゃいけないっていう、そういうのはあるんですけど…」と前置きしたうえで「けど、じゃあ、3年後、4年後を考えた時に、パッとこのメンバー見た時に誰が残ってるんだろうなっていうのはあるんで。次世代の子いないなってなって浅野を上げたんですけど。ちょっと我慢して使うっていうのを言って」と8月12日に浅野を出場選手登録した当時を振り返った。

 巨人の現在の主力野手は坂本が12月に36歳を迎え、1学年下の丸が35歳。数年後の未来を考えると、いつまでもベテランばかりに頼っているわけにもいかず、勝利とともに若手の育成も課題として頭に浮かんでいたという指揮官。浅野もミスをしながらも1試合ごとに成長し、打撃も守備も円陣での声出しでも存在感を発揮して見事期待に応えた。

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