パ・リーグは、9日の楽天―西武戦で全日程が終了した。これにより各部門のタイトルも確定した。
投手・先発部門ではソフトバンク・有原航平投手(32)、日本ハム・伊藤大海投手(27)が14勝で並んでトップ。最多勝のタイトルを分け合った。伊藤は初タイトルで、有原は19年以来2度目の獲得。また、勝率第1位投手も伊藤が.737で戴冠。伊藤は最多勝とダブルの獲得となった。
最優秀防御率はソフトバンクのリバン・モイネロ投手(28)が、唯一の1点台となる1.88で堂々のトップ。今季先発に転向した左腕にとって、20年の最優秀中継ぎ投手に続くタイトルとなった。
最多奪三振は西武・今井達也投手(26)が187でトップ。161で2位の日本ハム・伊藤に26個差を付ける圧倒的な数字をマークしての初タイトルとなった。
リリーフ部門では、日本ハムの河野竜生投手(26)が34ホールドポイントで初の最優秀中継ぎ投手賞を獲得。また、最多セーブは今季から抑えに転向した楽天の則本昂大投手(33)が32セーブで、こちらも初タイトルとなった。
以下、各タイトルの上位3選手。
【最多勝】
1 有 原(ソ)14
1 伊 藤(日)14
2 小 島(ロ)12
【最優秀防御率】
1 モイネロ(ソ)1.88
2 武 内(西)2.17
3 今 井(西)2.34
【最多奪三振】
1 今 井(西)187
2 伊 藤(日)161
3 早 川(楽)160
【勝率第1位投手】
1 伊 藤(日).737
2 モイネロ(ソ).688
3 有 原(ソ).667
※有資格者は伊藤、有原
【最優秀中継ぎ投手】
1 河 野(日)34
2 鈴 木(ロ)29
3 酒 居(楽)28
【最多セーブ投手】
1 則 本(楽)32
2 アブレイユ(西)28
3 益 田(ロ)25