◇パ・リーグ 楽天2―2西武(2024年10月9日 楽天モバイル)
楽天は、楽天モバイルで行われた今季最終戦で西武と対戦。延長12回、2-2で引き分けた。
67勝72敗4分けで全日程が終了。既に3年連続の4位が確定していた。
今季最終戦で、高卒新人の日当(ひなた)直喜投手(19)がプロ初登板を果たした。
延長12回に6番手でマウンドに上がり、1回を無失点。2死一、二塁のピンチで西武・西川からカーブで見逃し三振を奪い、プロ初三振を記録。派手なガッツポーズで吠えた。
日当は東海大学菅生から23年ドラフト3位で指名を受けて楽天入り。耳が小さい状態で生まれる「小耳症」で、左耳がほとんど聞こえないハンデを乗り越えてプロ入りの夢を果たした。1メートル90、105キロと恵まれた体格から繰り出す力強い直球とフォークが武器の本格派。
今季はファームで30試合に登板し、3勝2敗3セーブ、防御率2.01の成績を残した。