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鹿島 緊急登板の中後雅喜新監督「このクラブを良くするために」 残り6試合で再建の第一歩を

スポニチアネックス 2024年10月10日 7時3分

 鹿島の中後雅喜新監督(42)が9日、オンライン会見に臨んだ。6日にポポヴィッチ監督が電撃解任され、コーチから昇格する形でバトンを託された。オフ明けのこの日、初練習を終えて「このクラブで監督の仕事をする責任の重さは非常に感じている。精いっぱいやりたい」と心境を語った。

 大卒で鹿島に入団した現役時代は、07、08年のリーグ制覇などを経験した。「一人一人が与えられた役割を100%でやることが結果につながると非常に感じていた。そういうところをしっかりと伝えていけたら」。

 現役引退した東京Vで指導者に転身し、今季からコーチとして古巣に帰還した。「今シーズン一緒に戦ってきたところもある。非常に悩みましたけれど、やはりやらなければいけないと思いましたし、このクラブを良くするために就任させていただきました」と覚悟を明かした。

 残り6試合。優勝の可能性もわずかに残されている。「まずはそこを目指すのが当然。このクラブで仕事をする上で、なくてはならないところだと思う。そのために1試合1試合、どう勝っていくのか。当たり前のところ、チームのために何ができるのか、体を張れるのか、そういうところの強いこだわりをもっと植え付けなければいけない」。代表ウイーク明けとなる19日のホーム福岡戦が初采配になる。

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