ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が9日（日本時間10日）、敵地でのパドレスとのナ・リーグ地区シリーズ第4戦の試合前会見に出席。第5戦にもつれた場合の先発投手に言及した。
前日8日（同9日）の第3戦に敗れ、1勝2敗とリーグ優勝決定シリーズ進出へ崖っ縁に立たされた。それでも試合後に大谷が「後がないという感覚自体が今の僕にはない。（第4戦以降は）2連勝すればOKというゲームだと思っている」と切り替えを強調した。
ロバーツ監督は大谷の心構えに「それが正しい考え方だと思う」と賛同。続けて「彼が緊張するとは思えない。今夜のパフォーマンスには準備ができていると思う」と第4戦での活躍に期待を寄せた。
また、第4戦に勝利すれば、11日（同12日）に本拠で第5戦を行う。先発は山本かフラーティが濃厚となっているが「まだ決めていない」と指揮官。「まず今日の試合を乗り切るために全力を尽くす。その後、2人が登板できるか確認した上で決める」と第4戦に集中すると語った。
パドレスのシルト監督は「（第4戦に負けて）必要な状況になれば第5戦にダルビッシュを起用する」と明言しており、山本が先発となればポストシーズンで日本選手の投げ合いが実現する。