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大谷翔平 第4打席も四球選んで出塁「負ければ終わり」崖っ縁の第4戦は4打席3出塁

スポニチアネックス 2024年10月10日 12時17分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ドジャース-パドレス(2024年10月9日 サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、パドレスとの地区シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。第4打席は四球を選んで出塁した。

 6回2死一塁で迎えた第4打席はファウルで粘り、フルカウントからの9球目、相手4番手・エストラダの低め変化球を見送って四球を選んだ。

 相手先発・シースからは第1戦で2回に一時同点となる3ランを放った相手。初回の第1打席は第1球の高め99・6マイル(約160・3キロ)をフルスイングも空振り。気合十分だったが最後はニゴロに倒れた。

 1-0の2回2死一、三塁で迎えた第2打席はシースの外角スライダーを捉え、右前へ適時打を放ち、貴重な追加点を奪いシースをKO。この回、ベッツにも適時打が飛び出し、リードを3点に広げた。

 4回1死の第3打席は相手3番手・モレホンからストレートの四球を選んで出塁。ベッツの中飛で二塁まで進むと、次打者のT・ヘルナンデスの三塁線への打球で本塁生還を狙った。ただ、打球は三塁手・マチャドのグラブをかすめると不運なことに三塁塁審の腕に当たり外野まで抜けず。素早く打球を処理したマチャドがバックホームし、本塁憤死となった。

 前日8日(同9日)の第3戦は3回に中前打を放ち、T・ヘルナンデスの満塁弾をお膳立てし1点差に迫ったが、安打はこの1本のみでチームも惜敗。1勝2敗とパドレスに王手をかけられ、リーグ優勝決定シリーズ進出へ「負ければ終わり」の崖っ縁に立たされた。

 それでも試合後は「あとはシンプルに2勝するということだけを考える。今日終わったことは終わったことで、明日切り替えて頑張りたいと思います」と切り替えを強調していた。

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