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【レスリング】独リーグ参戦の清岡幸大郎「会えるかも」サッカー長谷部誠氏との初対面を心待ち

スポニチアネックス 2024年10月10日 12時19分

 レスリング男子フリースタイル65キロ級でパリ五輪王者の清岡幸大郎(23=三恵海運)が10日、ドイツリーグに参戦するため羽田空港から出発前に取材に応じ、「4年後(のロサンゼルス五輪)を考えて、経験を積むのも大事だと思い、行くことを決めた。チャレンジしたい」と抱負を語った。

 ドイツリーグ初参戦を決めたのは今年3月ごろで、五輪王者になる前。見事に金メダルを獲得し、帰国後は多忙を極める中で、一時は「(参戦を)ちょっと悩んだ」と心は揺れたが、最終的に「海外経験がなかったし、経験を積むために行こう」と決断した。滞在期間は約1カ月半で、6試合程度を予定。「あえて相手の土俵で戦ったり、普段はできない感じで試合をしたい」とさらなる進化につなげる考えだ。

 滞在中には野球よりも好きだというサッカーの欧州チャンピオンズリーグも観戦予定。さらに所属チーム関係者の伝手で、元日本代表主将でフランクフルトU―21コーチの長谷部誠氏と「会えるかも」しれないという。現役時代から「一番会ってみたかった選手」だといい、「団体競技と個人競技は違うので、考え方の違いなどを聞いてみたい」と実現を心待ちにしているという。

 ドイツで五輪以来の実戦復帰を果たすが、12月の全日本選手権(東京・代々木第二体育館)については「モチベーションが難しい」と出場回避の意向。個人戦の本格復帰は来年になりそうで、まだ出場経験がない世界選手権(9月、ザグレブ)については「視野に入れている」と目指す考えを示した。

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