お笑いタレントの山田邦子(64)が9日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に出演。若手時代の給料事情を明かす場面があった。
この日は「オレたちひょうきん族」でともに出演していた、お笑いトリオ「コント赤信号」渡辺正行とともに出演。2人は5歳違いながらも実は1985年の同期デビュー。
渡辺がデビュー当時の山田について「俺、テレビで、NHKで見たんだよ。バスガイドのネタをこの子、凄いなと思って。そしたらぶわーっと出てきて。なに、この子!と思って」と振り返ると、「鶴ちゃんがよく言う。同じ事務所でさ」と当時、太田プロで一緒に所属していた片岡鶴太郎の名前を挙げ、「鶴ちゃんが口利いてくれて、“うちの事務所来なよ!”ってなって本格的になったもんだから」と回顧。「“誘うんじゃなかったよ!”って言われた。“誘ったらバーンって抜かされて”って」と苦笑した。
渡辺が「凄い金、もらってたんでしょ?」とニヤリ。山田は「お給料、うち手渡しだったからさ、みんな同じ日に集まってて。名前呼ばれて、“はい!”って社長の前に行って、お給料1カ月分もらったら、振り返るときにポケットに入れないと、先輩たちが厚みで“あいつ、稼いだな、今月”みたいな、そういうのがあったんだけど、もうポケットに入らなくなってきてて」と笑いとともに振り返った。
「鶴ちゃんが“チェッ、紹介するんじゃなかった”って。男たちは(事務所の先輩にビート)たけしさんがいるから、似たようなことをやると、上にはなれないしさ。タッグって言うのかな、たけしさんの仕事のくっ付いで、ドラマに行ったり、地方に行ったり。だから、おいしい思いしましたね」と振り返り、「返していかなきゃなって思う」と話した。