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ドジャース打線爆発で大勝 2勝2敗のタイで決着は「運命の第5戦」へ 大谷翔平は1安打1打点2四球

スポニチアネックス 2024年10月10日 13時23分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ドジャース8-0パドレス(2024年10月9日 サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が9日(日本時間10日)、パドレスとの地区シリーズ第4戦に「1番・DH」で先発出場。3打数1安打1打点、2四球で勝利に貢献。チームは打線の爆発で大勝し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻した。

 初回の第1打席は二ゴロに倒れたが、1-0の2回2死一、三塁の第2打席は相手先発・シースの外角スライダーを狙い、右前適時打を放ってリードを拡大。これでシースをマウンドから引きずり降ろした。

 5-0の4回の第3打席は四球で出塁後、ベッツの中飛で好走塁を見せ、二進。さらにT・ヘルナンデスの三塁線を抜けそうな打球で本塁生還を狙った。ただ、この打球は三塁手・マチャドのグラブに当たった後、不運なことに三塁塁審の腕にも当たり外野まで抜けず。マチャドが素早く打球処理し、本塁へバックホーム。大谷はアンラッキーな形で本塁憤死となり、6点目は得られなかった。

 ベンチに戻ってリプレー映像を確認すると、珍しく怒りの感情をあらわにし、同僚・カーショーらが思わず驚くシーンもあった。

 6回の第5打席も四球で出塁。8回の第5打席は空振り三振だった。

 前日の第3戦に敗れ1勝2敗となり「負ければ終わり」の崖っ縁で迎えた第4戦はベッツが2戦連発となる先制ソロを放つと、2回に大谷、ベッツの連続タイムリーで加点。3回にはスミスが地区シリーズ初安打となる2ランを放てば、7回にはラックスにも2ランが飛び出すなど打線が爆発。12安打で8点を奪った。

 投手陣も救援右腕・ブレージャーが先発するなど「ブルペンデー」となったが、8投手による小刻みな継投でパドレス打線を封じ完封勝利。前日の記録をさらに更新する球場史上最多4万7773人が詰めかけた敵地、ペトコ・パークの熱狂的なファンを黙らせた。

 これで対戦成績を2勝2敗のタイに戻し、本拠で11日(同12日)に行われる第5戦へ望みをつないだ。第5戦に勝利すれば、リーグ優勝決定シリーズ進出が決まる。

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