C大阪は10日、舞洲グラウンドで練習を公開。今季限りでの退団を決めている小菊昭雄監督（49）は「集大成の意味で今シーズンの始動日の時には、今年で最後になるという思いを持ってスタートした」とスポニチ本紙報道を否定しなかった。C大阪は11日にも正式に小菊監督の退団を発表する。
練習後、MF香川真司（35）は「きょうはちょっと勘弁してください」とコメントを避けた。小菊監督がスカウト時代に才能を見いだされてプロに進んだだけに、思うところは人一倍のはず。「左ヒジはもう、はい、大丈夫です」と残り5試合での“恩返し”を誓っていた。
ふくらはぎ痛でリハビリ中のDF山下達也主将（36）も「小菊さんを勝たせたい気持ちはみんな持っている。そう思わせてくれる監督」と戦列に加わりたい思いを口にした。
練習はハーフコートでの試合形式を中心に行い、約1時間汗を流した。MFルーカス・フェルナンデス（30）とDF進藤亮佑（28）は別メニューで調整した。