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ドジャース指揮官「打線に明らかに勢いがついた」ベッツの2戦連発先制ソロに感謝「第5戦が本当に楽しみ」

スポニチアネックス 2024年10月10日 15時19分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ドジャース8-0パドレス(2024年10月9日 サンディエゴ)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でのパドレスとの地区シリーズ第4戦に快勝。対戦成績を2勝2敗に戻した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「ブルペンデー」作戦に納得の表情を見せた。

 負ければ終わりの崖っ縁で迎えた第4戦は「ブルペンデー」を敢行。救援右腕・ブレージャーを先発マウンドに送り、8投手による継投でパドレス打線を封じた。

 指揮官は「今夜はリリーフ投手が非常に効率的で、素晴らしい結果だった」と評価。だからこそ、第5戦も「いくつかの選択肢がある。同じ戦術を再び実行して、ブルペンゲームを行うこともできる。ジャック(フラーティ)を先発させることもできるし、由伸(山本)を先発させることもできる」と第5戦も同様にブルペンデーになる可能性も示唆した。

 もちろん「明日、彼らの調子を確認することも、決定を下す前に確認したいこと」と試合のない10日(同11日)の救援陣の状態をチェックしてからになるとも付け加えた。

 第4戦の試合中には第2戦で先発したフラーティがブルペンへ向かう姿もあり、指揮官は「彼は終盤の選択肢だった。何か問題が起きた場合」とアクシデントが起きた場合に備えていたとし、「しかし、彼は第5戦でも投げられる」と語った。

 また、2戦連発となる先制ソロを放ったベッツについても「ムーキーは活躍した。しかし、明らかに1人の選手の力ではない。今日はムーキーが輝き、昨夜も輝いた」と称賛した上で「今日はウィル(スミス)が大きな一打を打った。優秀な選手がいるのは素晴らしいこと。選手たちは能力以上のことはする必要はなく、能力が許す限りのことをする。そして今夜はまさにそれができた」と地区シリーズ第4戦で初安打となる2ランが飛び出したスミスの活躍も称えた。

 さらに、ベッツについて質問が及ぶと「非常にうまく対応した。彼が室内打撃ケージの中で努力し、さらに打撃を重ねたことは、確かに報われた」と試合のなかった7日(同8日)の練習が効果的だったとし「ビジターでは先制点が重要。ショウヘイの今夜の初スイングでさえ、速球に積極的に打つ意図があったと思う。シースを早めに引きずり下ろしたことで、打線に明らかに勢いがついた。それはまさにムーキーから始まった」と初回、大谷がシースの第1球、160キロ超の速球をフルスイングした気合も素晴らしいとした上で、ベッツの先制点がチームに勢いをもたらしたと振り返った。

 負ければ終わりの崖っ縁で投打ともに素晴らしい活躍で勝利をつかみ、選手の闘志を「誇りに思う。誇りに思います」とし「レギュラーシーズンは長期的な視点でプレーしているが。ポストシーズンに入ると、ストリートファイトになる。それは相手よりも大きくなければならない。第5戦が本当に楽しみ」と語った。

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