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「1点取れるチャンス」エドマン、7回のスクイズは自ら判断「一塁もセーフと思ったけど…」

スポニチアネックス 2024年10月10日 15時43分

 ◇ナ・リーグ地区シリーズ第4戦 ドジャース8-0パドレス(2024年10月9日 サンディエゴ)

 ドジャースは9日(日本時間10日)、敵地でのパドレスとの地区シリーズ第4戦に快勝。対戦成績を2勝2敗に戻した。「6番・遊撃」で先発出場したトミー・エドマン内野手(29)は7回にスクイズで追加点を奪うなど勝利に貢献した。

 エドマンは試合全体を振り返り「コーチングスタッフが計画した通りにうまくいったと思う。ブルペンが信じられないくらい素晴らしい仕事をしてくれた。ブルペンはこのシリーズ全体で良いけど、今日は本当に彼らの手柄です。普段ならやらない役割でも出てきて、良いピッチングをしてくれました」と勝利は8投手による完封リレーをした投手陣のおかげと感謝した。

 また、自身も5点リードの7回には1死一、三塁から相手5番手・ジェイコブの初球でバットを寝かせ、スクイズを敢行。一塁線に完璧に転がし、三塁走者・マンシーを生還させ追加点を奪った。スクイズは「ほぼ計画通りにうまくいきました。三塁にいたマックス・マンシーがいいスタートを切って、私も投手から遠いところに転がすことができた」と胸を張り「私は一塁もセーフだと思ったんですけど、惜しいところだったね。でもその後、ギャビン・ラックスがホームランを打って追加点を取ってくれて嬉しかった」と自身もセーフで内野安打と思った悔しがりつつも直後に飛び出したラックスの2ランに拍手した。

 スクイズは「打席に入る前に、これでまた1点取れるチャンスだと思ってた。その通りになりました」とサインでなく自らの判断だったとも明かした。

 負けたら終わりの崖っ縁で迎えた試合で快勝し「みんなで力を合わせてチームの粘り強さを見せられたと思います。今日は多くの選手が重要な場面で活躍した。ムーキー・ベッツの先制ホームラン、ウィル・スミスも大きなホームランを打ってくれましたし、ラックスのホームランで試合を決定づけた」と投手陣だけでなく打線も奮起したとし「フレディ・フリーマンとミゲル・ロハスがいないのは寂しいですが、今日、彼らがいなくてもどれだけ私たちの打線が強力かを示すことができましたし、彼らが戻ってきたときにはさらに強力になるでしょう」と欠場したフリーマン、ロハスを思いやりつつもチーム層の厚さに胸を張った。

 また、ロハスの負傷により、中堅から遊撃にポジションを変えるなど、ユーティリティぶりも発揮しており「特にプレーオフ中は非常に重要です。試合中に様々な状況が生まれるので。でもクリス・テーラーとキケ・ヘルナンデスが交互にポジションを変わるのは知らなかった。ただこうした小さなプレーが試合の流れを大きく左右することがあるので、重要だし、価値があります」と自身だけでなく、この日、三塁と中堅を交互に守ったテーラー、E・ヘルナンデスの献身ぶりも称えた。

 第5戦に向けて「今季はすべてが順調にいったわけではないですが、今日も粘り強さを見せられたし、本拠地に戻れることにエキサイトしています。第5戦も激しい戦いになると思いますが、楽しみです」と胸を躍らせた。

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