楽天監督、巨人打撃チーフコーチを歴任した大久保博元氏（57）が10日、TBS系「ゴゴスマ～GOGO！smile～」（月～金曜後1・55）に生出演。この日行われたパドレスとの地区シリーズ第4戦に勝利し、対戦成績を2勝2敗のタイに戻したドジャースの大谷翔平投手（30）についてコメントした。
この日大谷は「1番・DH」で先発出場。3打数1安打1打点、2四球でチームの8―0大勝に貢献した。これでポストシーズン4試合で16打数4安打1本塁打4打点2四球。
大久保氏は、大谷が1―0の2回2死一、三塁で相手投手・シースの初球、外角スライダーを捉え右前適時打を放ったシーンについて「その前の1死一、三塁の時に、セーフティースクイズを失敗したんですよ」と、好機で9番・テーラーがバントを試みるも失敗、最後は空振り三振に倒れた場面を振り返った。
嫌なムードが漂い「こりゃーやばいぞって思ってたら、（次打者の）大谷選手の時も一、三塁ですから、一塁手はベースについてます。となると一、二塁間が物凄く空くんです。そこを狙い打った」と計算ずくの一打を絶賛した。
そして現在の大谷の打撃の状態について「打てる球を投げてもらってない。大谷選手も人間ですから、やっぱりなんとか塁に出たいと思うので、どうしてもスイングが大きくなる」としながらも「シーズン中に3割打って“50―50（50本塁打50盗塁）”を超えた人がこの数字で終わるわけないんで」と断言。「あさって大爆発します！」と第5戦での大活躍を予言した。