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【日本代表】エディーHC 1年ぶり復帰の姫野和樹に期待「世界一のバックローになることが彼の仕事」

スポニチアネックス 2024年10月10日 16時35分

 ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が10日、東京都内でメンバー発表会見に臨んだ。ニュージーランド戦などテストマッチ4試合が控える今秋の活動に向けては、練習生2人を含む計39人を招集。昨年のW杯フランス大会で主将を務めたFW姫野和樹(トヨタ)は肘の手術を経て1年ぶりの代表復帰となり、指揮官も「彼に求めることは、彼史上最高の選手になり、世界一のバックローになること。それが彼の仕事です」と大きな期待を寄せた。

 9年ぶりに日本代表HCに復帰した今春の活動では招集しなかったものの、本人やチームとコミュニケーションを図り、術後の経過やトレーニング状況は事細かにチェック。「数回会った。名古屋でも面会して、トレーニング状況もいい(と聞いた)」と笑顔で明かした。

 12~15年のヘッドコーチ第1期では、当時帝京大1年だった姫野を合宿に招集するなど、そのポテンシャルを高く評価していたジョーンズHC。18年11月にはイングランド代表を率いて日本と対戦しており、No・8で先発した姫野のプレーぶりを「強みはラック周りのアタック、ピックアンドゴー、倒れることなくボールを持ち続けること。タックル後もすぐに次の仕事に行く」と高く評価していたという。

 それだけに近年は「肘のケガが上半身のストレングスに影響していた。ウエートも上げられていなかった」と分析。手術を経て痛みは癒えただけに、「ピークに戻すことが必要。強いキャリーが得意だし、ディフェンスにも強みがあるので期待したい」と話した。

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