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レイズ本拠 ハリケーンで屋根が吹き飛ぶ大惨事 最大風速54m 救助者の避難所に設定も使用不可に

スポニチアネックス 2024年10月10日 16時43分

 米フロリダ州の西岸部に上陸した大型ハリケーン「ミルトン」の影響でレイズの本拠トロピカーナ・フィールドの屋根が吹き飛ぶ事故が発生したと複数の米メディアが報じた。

 米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ミルトンは5段階のうち3番目に強い「カテゴリー3」の勢力で米東部時間午後8時半(日本時間10日午前9時半)に上陸。午後11時までに最大風速は約54メートルから29メートルまで低下して「カテゴリー2」となったが、本拠を置くセントピーターズバーグなどでは緊急警報が発令されている。

 米「FOX」によると「ハリケーンが上陸する前、レイズは州および地方の緊急事態管理パートナーと協力し、片付け作業を支援するためにトロピカーナ・フィールドのスペースを第一線の救助者の避難所として提供し、多数の簡易ベットがグラウンド上に設置されていた。しかし、レイズは(破損した)球場がシェルターとして使用されることはないと明確にした。ハリケーンの復旧作業のために現場にいた救助者らにケガ人は報告されていない。また、現時点では建物内の被害の具体的な状況はわかっていない」という。

 1998年に球団が創設されたレイズは、創設時からトロピカーナ・フィールドを使用。2028年に新球場の開場を予定し、来年1月から新球場の建設を開始する計画だったが、トロピカーナ・フィールドの大規模修理も迫られることになった。

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