11日に開幕を控えるバレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」男子の前日練習が10日、会場の東京体育館で行われた。大阪ブルテオンと対戦する昨季Vリーグ優勝のサントリーサンバーズ大阪の日本代表・高橋藍（23）は時折笑顔を見せながら感触を確かめた。
新天地で迎える新シーズン。高橋は「いよいよ開幕するんだなとワクワクしている。SVリーグ盛り上げるためにも頑張りたい」と闘志を高めた。「バレーボールの面白さを伝えたい」と熱い思いを持つ高橋ができるのは「代表同士のぶつかり合い」。開幕カードでは、代表でパリ五輪を戦った西田有志（24）との戦いに注目が集まる。
「良いも悪いもお互いを知り尽くしている。お互い好きなコース、ポイントは知っている。弱点も知っている」と高橋。盟友を止めるために「嫌なところにブロック出していきたい。彼は強いサーブを持っている。必ずエースを取られないようにしたい」と語り、警戒を強めていた。