米総合格闘技イベント「UFC」で6連勝中のUFCフライ級5位の平良達郎（24＝THE BLACKBELT JAPAN）は「UFCファイトナイト」（12日＝日本時間13日、ネバダ州ラスベガス、UFC APEX）で同1位のブランドン・ロイバル（32＝米国）と対戦する。
現在のコンディションは「日本（沖縄など）とデンバーとファイトキャンプで対戦相手を意識した練習をして、はまっていい感じです」と体調も良さそうだ。練習相手も「若手、デンバーにいるUFCのコンテンダーシーズンを迎える選手らと練習し、レスリングコーチにもマンツーマンのレッスンを受けていて、よくしてもらっているので勝たないと申し訳ないな」と話す。
対戦相手のロイバルには「アグレッシブでハートの強い選手と思っている」と前に出てくることを警戒。試合運びには「相手がガチャガチャ攻めてくるので、そこでできた隙を突き、一発打ち込んでのテークダウンなど、ふいを突くような試合にしたい」と頭にはプランができあがっている。続けて「今回の試合が決まってから（自分は）寝技を警戒される選手だと思う。それまでの打撃戦がキー。核は変わらないが、そこでのアドバンテージを取るためにジャブの強化、ステップワークの強化でこういう動きをしようと」と話す。
フィニッシュは「KO、一本どちらでもいいんですが、パンチで倒したいと思う」とKO宣言。1位に勝てば、次は王者となる。「今回勝って王者のパントージャとタイトルマッチをしたい」と悲願の初タイトルを口にする。そのためにも勝たなければいけない。