日本ハムの池田隆英投手が、CSへ向けて上々の仕上がりをアピールした。
この日は本拠地・エスコンフィールドでの全体練習に参加。午後のシート打撃では先月29日に出場選手登録を抹消後初の実戦登板し、打者5人に2安打を許すも、最速150キロを計測するなど「良かったかなと思います。今日は出力を出しに行って、150キロは行っていたので。その近辺でやれていたので良かった」と、振り返った。
今季はキャンプで右肘痛を発症し、7月2日に1軍合流と大幅に出遅れた。それでも今季29試合に登板し2勝1敗、15ホールドと巻き返し。シーズン終盤は蓄積疲労の影響で抹消されたが、右腕は「可動域の制限が出ていた部分があったので、それをまず整えること。（シーズン中には）気付かなかった部分があったので、修正することができた」と、リフレッシュして戻ってきた。
この日は報道陣にグルテンフリーの食品を差し入れ。「普段、どんなものを食べているかを知って欲しかった。パンもお米でできているんです。僕は小麦と乳製品のアレルギーがあって、そういうものでカバーしている」と池田。抹消中も食生活から徹底的に自制してきた右腕が、ポストシーズンでフル回転する。