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松坂大輔氏がドジャース快勝の第4戦を分析 ポイントの一つは「ロバーツ監督の決断力」

スポニチアネックス 2024年10月10日 22時31分

 元西武の松坂大輔氏(44=スポニチ本紙評論家)が10日、自身がキャスターを務めるテレビ朝日系「報道ステーション」に出演。ドジャース―パドレスのプレーオフ地区シリーズ第4戦を解説した。

 松坂氏は取材先のパドレスから中継で生出演。現地時間は午前6時過ぎで、まだ周囲が暗い中でドジャースが8―0と勝利した第4戦を振り返った。

 松坂氏はポイントの一つに「(デーブ・)ロバーツ監督の決断力」を挙げた。

 この日は「ブルペンデー」で、ド軍は8人の継投による完封リレーだった。

 その継投の際に、投げた投手が「調子が良かったら、もう少し長く投げさせてみようかな…と普通は迷いが出る」と松坂氏。

 「ただ、今日のロバーツ監督は、その表情から投手交代に全く迷いが感じられませんでした。今日はこうやって試合を作る、という強い意志を感じました」と話した。

 これで2勝2敗のタイ。11日(日本時間12日)の第5戦でいよいよ決着となる。

 パドレスはダルビッシュが先発。第2戦では大谷を3打数無安打に抑えるなど、7回1失点で白星を挙げた。

 第4戦の試合前に本人と話をしたという松坂氏は「引き出しをいくつも持っているピッチャー。次の試合では状況に応じて、また別の投球術を見せてくれるんじゃないかと楽しみにしています」。

 一方のドジャースは、第1戦で3回5失点だった山本が先発か2番手でマウンドに上がる見込み。

 松坂は「打たれたら終わりのマウンド。とんでもないプレッシャーはかかると思いますが、今できる山本投手の最高のピッチングを見せてほしいです」と、ダルビッシュともども両投手に期待した。

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