加藤登紀子(80)が10日、都内で活動60年を記念したコンサートを開いた。
「愛の讃歌」「百万本のバラ」などヒット曲を熱唱。歌手の南こうせつ(75)らゲストと鏡抜きで節目を祝った。
1987年に加藤が提供した「難破船」が大ヒットした中森明菜(59)からは「60年間、歌い続けてこられたこと、数々の素晴らしい楽曲を世に送り出されていること、心から尊敬しております。私自身も心に響く楽曲をご提供いただけたこと、大変感謝しております。これからも素晴らしい音楽を私たちに届けてください」と記された手紙が届けられた。
加藤は「歌手を続けることはもう無理かもしれないと思ったときもあったんですけど、歌い続けることで道が開けてきた」と涙声で語り「あと10年ぐらいは頑張ってみようと思います」と宣言した。